薬玉には、真・行・草の3種類があり、真は天皇用でかつては端午の節句に御帳台に掛けられ
重陽の節句に茱萸袋に掛け替えられていました。行は公家用、草は民間用となっています。
村岡家に残る、藤原定家 ”詠花鳥和歌” 12首を題材にした薬玉の図案の復元です。定家に詠まれている花と図案の花に相違が有る月がありますが、歌の花で復元しています。