有職雲上流造花 村岡松華堂


お知らせ

◆2024年4月22日

”今日の村岡先生” を更新しました。画像アリ。

 有職雲上流造花の仕事を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

この度、誠に残念で悲しいお知らせになりますが、

去る2023年9月9日、雲上流十三世村岡登志一氏が、逝去されました。享年95才。

皆様には生前より有職雲上流造花をご支援いただきまして厚く御礼申し上げます。

今後、雲上流の名前と技術は長年二人三脚で雲上流造花を造られてきた奥さまが受け継いでいかれるとになります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

写真は当代の遺作になりました、定家十二ヶ月 平薬の「菊」でございます。

節供と共に歩まれた村岡登志一氏が重陽の日に旅立たれことに感慨深く思います。

 

有職雲上流造花 歴史と技術の保存会 

代表 伊部寿夫、辻寿見

◆2021年12月14日

お知らせが遅くなりましたが、京都女子大学准教授 前崎信也様からのご依頼で、ゼミの学生さんの取材を受け「京都の匠ー世界を変える日本の伝統工芸 MADE IN KYOTO」に掲載されました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆2020年3月1日

奈良の依水園にて「曲水の宴」のお雛さまが展示されていました。

学芸部長の山崎智子さまにお話を伺うことができました。

 

このお雛さまは明治38年にお生まれの市田ちか子さまの初節句に送られたそうです。昭和9年に京都から東京に移られて、第二次世界大戦の空襲を受けたにもかかわらず、

鉄筋コンクリートの蔵の中にあったために戦火を逃れて無事でした。

このお雛さまを送られたちか子さまの母方のお祖父さまが依水園旧主だったご縁で、平成30年、依水園で80年ぶりに飾られたそうです。

昨年は伺うことができず、2回目の今年の展示はどうしても拝見したくて奈良に出かけました。丸平大木さんのお雛様が素晴らしいのはもちろんのこと、雲上流の立ち木も大変立派で可愛い下草も沢山並んでいました。村岡先生に写真を見ていただいたら、先生のお祖父様がお造りになられたとのことでした。

 既に展示が終了してご案内が間に合わず申し訳ございませんが、来年も展示されるとのことでしたので機会がございましたら是非ご覧くださいませ。

 

◆2019年6月15日、16日

京都の細見美術館3階「古香庵」で開催される「初夏のつぼつぼ展」に雲上流 村岡松華堂の定家の薬玉が展示されることになりました。

なかなかお目にかかれない薬玉です。

 

15日(土曜日)、16日(日曜日)の二日間ですが、入場無料ですので是非お越しくださいませ。

 

様々なジャンルの作家さんの「振り出し」も勢ぞろいして楽しい展覧会場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆2019年4月23日

料理研究家の小宮理実さんが村岡先生を訪ねられた様子が掲載されている本が出版されました。

「福を呼ぶ 京都 食と暮らし暦」小宮理実さん著 青幻舎出版

小宮理実さんのお料理と小宮さんがお持ちの雲上流の節句飾りを組み合わせた写真も載っております。

 

 

◆2019年3月17日

京都岡崎の源鳳院に於いて開催された「第三回雛人形展」に雲上流の村岡登志一先生の

お父様が作られた草の四季の薬玉が展示されていました。

最終日の17日に会場にて知りましたので告知できませんでした。

 

今年もお雛様の展示会場で雲上流の造花をたくさん見かけました。

 

◆2018年11月4日 午前9時より

NHK 日曜美術館 ”至宝が語る天平の息吹 〜第70回 正倉院展〜” にて

村岡登志一さんのインタビューと先日の展覧会の様子が放映されます。

再放送は、11月11日 午後8時より

 

◆2018年10月20, 21日

京都国際交流会館にて「有職造花の秀逸“雲上流展”」を

開催し、2日間で800人以上の方々にお越しいただきました。

ありがとうございました。



有職雲上流造花について

雲上流 村岡松華堂について

今日の村岡先生



このホームページについて

このホームページは有職雲上流造花を愛してやまない節句コーディネーターの伊部寿夫氏から紹介された辻寿見(つじひさみ)が雲上流最後の継承者 村岡登志一さんの仕事場に通い11年目、その素晴らしい本物の技と精神をそばで拝見してきたことを皆さまにお伝えしたく立ち上げました。

 

また有職雲上流造花 歴史と技術の保存会(会長 伊部寿夫・副会長 辻寿見)を設立しましたので、様々の機会に皆さまにご報告したいと思っております。

 

 尚、Instagramはunjouryu_officialにて伊部氏が管理しております。併せてご覧くださいませ。よろしくお願いいたします。

 

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